「あっ! 帽子が・・・」

今、仙台から東京へ移動する車内でこれを書いております。
仙台での個展へお越しいただきました皆さん、ありがとうございました。
サイン会では、短い時間ではございましたが、お話しする機会を持てましたこと嬉しく思いました。

*       *       *       *       *

さて、前回オランダからの便りをこのページにアップした後、旅の途中での更新が途絶えておりました。
いつもの如く、絵の制作にどんどん没頭・集中してゆくうちに、アッという間に日が過ぎていたのでした。
そこで、その後の話をほんの少しだけ…

「オランダ」といえば、その主なイメージの一つとして”風車”があります。
それは現実的な環境の要因として、風が吹いていることが多いから…ということもあるようです。確かに、平らな土地が延々と続いている印象があり、風通しは良さそうだなぁと感じますし、特に海辺の街では、風が吹く頻度は多くしかも強風だったように思います。

実は今回…そんな海辺の街の運河沿いを歩いてる時に、被っていた帽子が急な突風に飛ばされてコロコロと転がってゆき、運悪くフワリと運河の流れの中へ…
手が届く場所でなく、引き上げる術もなく、悲しいかな沈んでいってしまいました(苦笑)。

まだ旅冒頭のタイミングでしたので、まぁ今回の旅の”厄落とし”だ、と腹をくくり笑って別れを告げてその場を後にしました。
ただ、それが効いたのか、その後は旅には毎度つきもののトラブルや予想外の事態もほとんど無く、天候不順な春のヨーロッパにしては良いお天気に恵まれ続けたのでした。

絵を描くには、雨天は何かと面倒が伴いますので、何より嬉しいことでした。
あの帽子には、改めて感謝しています(笑)。

そんなこんなで各地を巡り、元気で無事帰国を致しております。

オランダにて現地調達した帽子と共に(笑)、最後に立ち寄った街、ドイツ・ケルンの中央駅構内で。
ケルンは香水発祥の地。フランス語の”オー・デ・コロン”は、つまり”コロン(=ケルン)の水”。
写真背景の電飾文字はドイツ語で”本物のケルンの水”、ケルンの超メジャー老舗オーデコロン・メーカーの宣伝です。

笹倉鉄平

2014

前の記事

イースターの日
2014

次の記事

質問にお答えします Part.6