画歴最大の作品って?!

先日「両手ひろげて」という作品が発表されましたが、これまでに私が描いた絵の中で、最大サイズ(横幅181cm、縦65cm)になりました。
昨年9月、イングランドで出会って心動かされた景色を"自分の絵"として表現する為には、両手をめいっぱい広げる程に大きなキャンバスが必要だったのです。

本年年頭に「一年の計は元旦にあり」とばかりに、それなりの決意を胸に下絵にとりかかってから、かなりの時間と体力・精神力を以って制作してきました。そしてこの夏、ようやく自分の思うイメージで描き上げることが出来ました。
また、この年齢になって最も大きな作品づくりに挑戦する、ということ自体に何か意義があったかもしれない・・・筆を置いた今になってからジワリと、一念発起して良かった、という想いも沸いて参りました。


30~40代の頃に、比較的大きな作品を何作かアクリル絵具で描いておりましたが、当時、画廊さんと契約をしていた事情などもあり、現在その頃の原画たちは私の手元には無く、自由に展示することも出来ません。今後、(新作としてではありますが)大画面の作品をご覧頂くことが叶い、とても嬉しく思っております。

横幅がかなりありますので、観て頂く方にとって、絵の世界に"入りやすい"作品ではないかと思います。端から目で追いながら、たくさん描き込んだ人物や犬などのドラマ等も併せてお楽しみ頂きつつ、皆さまにゆっくりご鑑賞を頂けましたら、制作中の労など吹き飛んでくれることでしょう。

笹倉鉄平

 

2017年09月08日