聖ミクラーシュ教会、雪の眺望

聖ミクラーシュ教会、雪の眺望
Malá Strana in Snow

2017年11月
絵柄サイズ:40.8×24.0cm キャンバス・ジクレー 限定195枚

冬12月に、チェコのプラハを訪れた。
旧市街から西へと、ヴルタヴァ河を渡った地域は、
マラー・ストラナと呼ばれる、かつて貴族たちが住んでいたエリアだ。
17世紀以降に建てられた、瀟洒な建物が通りに連なり、
中心部には、ヨーロッパで最も美しいバロック建築の一つにも挙げられる
聖ミクラーシュ教会が厳かに建っている。

教会の姿を近くから見上げても、全体の壮麗な佇まいは把握できない。
そこで、遠くから見ることが出来る眺望を求めて歩き出した。
凝った造りの家並みが続くネルドヴァ通りの緩い坂道は、
丘の上のプラハ城へと向かい、城門へと続く長い階段道を上ってゆく。
途中で一息つこうと、後ろを振り返った。

――息をのんだ。

うっすらと雪化粧をした美しい眺めに、寒さも忘れてしばし魅入る。
現実に目の前に広がる景色でありながら、どこか夢の中に居るようでもある。
いつの間にか、再び雪が舞っていた。

その時の印象を、写真画像とは異なる"絵らしい表現"で描きたい思い、
何度も何度も色調を変えながら、心奪われた自分なりの心象へと近づけていった。

笹倉 鉄平


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