版画には制作された部数に応じ、アラビア数字(1、2、3・・・)や、ローマ数字(I、II、III・・・)の番号が記入されます。
また、それ以外にも番号のかわりにAP・EA・HC・PP等の文字記号を記したものが、一般的にはプラス10%位制作されています。
これら全ての番号及び文字記号は単なる整理番号であり、
どの番号や記号が記されていても作品の価値に全く差異はありません。
文字記号のそれぞれの意味は下記の通りです。
●AP版=( artist proof・英) 本来、作家用として制作されたものを表しています。
●EA版=(epreuve d'artiste・仏) AP版と同じ意味です。(※版画によって、APかEAのどちらかが用いられます。)
●HC版=(hors commerce・仏) 本来、販売時作品見本用の
「非売品」を意味します。
●PP版=(printer's proof・英) 本来、制作に携わった版画工房の保存用を意味します。
ちなみに、笹倉鉄平が独立して第1作目の版画作品「森の向こう」について申し上げますと……
作品「森のむこう」
Arabic:285 Roman:100 Artist Proof:5 Printer's
Proof:5
総エディション数:395 |
となっています。
つまり、版画作品「森のむこう」をお持ちの方は、395枚制作された中の1枚をお持ちになっているということになります。
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